責任ある消費や生産が求められる時代になり、消費者庁が「倫理的消費」調査研究会を立ち上げるなど、日本においても「エシカル消費」への関心が高まっています。しかし、取組みの進む諸外国で「エシカル消費」の主要な柱のひとつとして据えられている「動物への配慮」について、我が国では十分に議論がつくされているとは言い難い状況があり、情報や取組みもいまだ断片的です。
そこで、このたび国内でこの課題に関心を寄せる4団体が集まり、動物利用の現状と「動物への配慮」のあり方について理解と議論を深め、論点を総合的に検証していくためのシンポジウムを開催することといたしました。
基調講演には、世界のエシカル・コンシューマリズムをリードする雑誌”Ethical Consumer(エシカル・コンシューマー)”の創刊メンバーであり主筆を務めるロブ・ハリスン氏をイギリスよりお招きし、「エシカル消費」における「動物への配慮」の重要性をお話しいただきます。そのほか、話題提供ならびにパネルディスカッションでは、日本におけるオピニオンリーダーの皆様にご登壇をいただき、議論を一層深めたいと思います。
主旨の詳細はサイトへ→http://AiECS.net/
日時:2016年10月2日(日)10:00~17:30
場所:立教大学 池袋キャンパス 8号館1階8101教室(収容人数498人)
(171-8501 東京都豊島区西池袋3丁目34−1)
https://goo.gl/maps/NXJLiZ8NjoB2
参加費:資料代として 500円
申込み:こちら(リンク)のフォームからお申し込みください。
<プログラム>
司会:ラジオパーソナリティ 柳井麻希
10:00~10:05 開会
10:05~10:15 日本のエシカルコンシューマリズムの動向(仮) 日本エシカル推進協議会 代表 山本良一
10:15~11:15 基調講演 エシカル・コンシューマー主筆 ロブ・ハリスン(※同時通訳あり)
11:15~11:45 日本の動物利用の現状と課題:主催団体より
11:45~12:45 ランチ休憩 パネル展示
12:45~15:45 現状と取組み
12:45~13:15 消費行動と動物との関わり 日本女子大学教授 細川幸一
13:15~13:45 畜産動物の福祉の現状 帝京科学大学教授 佐藤衆介
13:45~14:15 動物と持続可能性 NPO法人アニマルライツセンター 岡田千尋
14:15~14:45 CSR動向 株式会社クレアンCSRコンサルタント 山口智彦
14:45~15:30 企業の取り組み 株式会社ラッシュジャパン取締役 小林弥生
15:30~15:50 休憩
15:50~17:15 パネルディスカッション 消費と動物(仮)
司会 株式会社クレアンCSRコンサルタント 山口智彦
【パネリスト】 エシカル・コンシューマー主筆 ロブ・ハリスン
一般社団法人消費者市民社会をつくる会代表理事 阿南久
日本女子大学教授 細川幸一
立教大学教授 阿部治(+主催団体より2名、ほか交渉中)
17:15~17:20 閉会あいさつ 立教大学教授 阿部治
主催:立教大学 ESD研究所、NPO法人 アニマルライツセンター(ARC)、NPO法人 動物実験の廃止を求める会(JAVA)、PEACE ~命の搾取ではなく尊厳を
後援:日本エシカル推進協議会、日本消費者教育学会、一般社団法人エシカル協会、一般社団法人全国消費者団体連絡会
特別後援:美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会
メディアパートナー:オルタナS
連絡先:NPO法人アニマルライツセンター
150-0042 東京都渋谷区宇田川町12-3ニュー渋谷コーポラス1009
03-3770-0720 (不在時)080-5645-8581
okada@arcj.org
※ランチは後日前払いにて販売を開始する予定です(校内での販売ができないため)
※周辺でも購入またはレストラン等ございます