今年で4回目を迎えるファッション・レボリューション・ウィークが今年もやってきます! 4月24日(月)から30日(日)の1週間に、洋服が作られる背景に目を向けよう、アパレルブランドに事業の透明性を求めようと呼びかけるために世界各国で様々なイベントが行われます。2013年のバングラデシュの首都ダッカで起きたラナ・プラザ崩壊事故をきっかけにスタートしたこの運動。世界90カ国以上の国が参加する国際的なムーブメントになりつつあり、世界中の企業、従業員、生産者、そして消費者がSNSを通してメッセージを発信しています。
今年のテーマは「MONEY,FASHION,POWER(お金、ファッション、パワー)」。ファッションサプライチェーンにおいて働いている圧力やお金の流れを明らかにしようという試みです。これにより、私たちが普段何気なく支払っているお金がどこにどれだけ流れているのか、私たちの「買う」という行為がどんな影響を社会に及ぼしているのかを考えようというメッセージを発信します。
http://www.ethicalfashionjapan.com/2017/04/fash_rev_2017/
ファッション・レボリューション・ウィークとは?
2013年4月24日、バングラデシュの首都ダッカで起きた衣料品工場ラナ・プラザの崩壊事故により1,100人以上が犠牲となりました。ヨーロッパの大手ファッションメーカーが多数入っていたラナ・プラザの、劣悪な労働環境やずさんな安全管理が明らかとなり、今ファッション産業のあり方が問い直されています。ファッション・レボリューション・デーとは、このような悲劇を二度と起こさないために、私たちは何をするべきなのか、何ができるのかを考えなおすためにスタートした国際的なキャンペーンです。
SNSアカウントとお気に入りの洋服を用意して参加しよう!
どうやって参加できるの?と疑問の方。参加方法はとっても簡単です。必要なのはTwitterやInstagram、FacebookなどのSNSアカウントと、あなたのお気に入りの洋服だけ。洋服の裏側についているタグを撮影、または洋服を裏返しにして着用し撮影して、SNSに投稿します。
この時、ハッシュタグ #WHOMADEMYCLOTHES? (私の洋服は誰が作っているの?)をつけて、ブランドにその服は誰が作っているのかを問いかけてみましょう。
#WHOMADEMACLOTHES? (私の服は誰が作ったの?)
これは「洋服の裏側に目を向けよう」という呼びかけで、参加者は洋服の裏側について考え、そしてタグ付けされた企業は製品の透明性について考える機会になるよう、スタート時から継続して行われています。 この取り組みに参加している企業は年々数を伸ばしており、去年は1000以上のブランドが#WHOMADEMYCLOTHESへレスポンスを発信しました。その中には大手ファストファッションブランドであるZARAを筆頭に、American Apparel、Marimekkoなど国際的に有名なブランドも数多く含まれています。企業だけではなく、コットン農家や工場の従業員など、サプライチェーンで働く2600もの人々も参加し、#IMADEYOURCLOTHES(私があなたの服をつくりました)のハッシュタグをつけてストーリーを発信しました。
あなたの呼びかけにも、企業が応えてくれるかもしれません!世界的なムーブメントにぜひ参加してみませんか?
https://www.instagram.com/fashionrevolutionjapan/